日本物理学会に参加しました!

2025年9月の16日から19日にかけて広島大学で行われた日本物理学会にて、高久助教、生熊さん(D1)、 樋口さん(M2)、柿木さん(M1)が講演を行いました。

各自がこれまで取り組んできた研究の成果を、多くの研究者や学生が集う場で発表しました。講演を聞いていた方々からも鋭い質問や、気づきを得られるような質問が向けられました。これまでの研究の内容を総括して、今後に向けた課題設定ができるような大変有意義な学会となりました。

学会終了後には、広島の美味しいお好み焼きを堪能しました。学会の疲れが吹き飛ぶようなおいしさでした!

安達准教授が宇宙物理学研究室に着任

岡山大学宇宙物理学研究室に安達俊介准教授が着任しました。安達准教授はこれまで、地上からの宇宙マイクロ波背景放射(Cosmic Microwave Background: CMB)観測を通して、宇宙初期の謎の解明に取り組んできました。今後は、衛星観測だけでなく地上観測にも力を入れ、多角的なアプローチでCMB研究をさらに発展させていきます。

インターンシップ生のLéoさんとPaolさんのお別れ会

Léo ModartさんとLoaëc Paolさん(Grenoble INP Phelma, フランス)の5月から約4ヶ月にわたるインターンシップが終わりを迎えました。

Léoさんは当研究室の長野さんと「CMB偏光観測における系統誤差の評価」、Loaëcさんは柿木さんと「インジウムを用いた超伝導検出器の開発」というテーマでインターンシップの研究を進めました。

最後の研究発表では4ヶ月間の成果をまとめたプレゼンテーションをしてもらい、研究室メンバーで議論を深めました。8月末にはお別れ会を行い居酒屋の日本食を楽しんでもらいました。これからの2人の活躍を応援しています!

FPGA講習会に参加

7月31-8月1日に行われたFPGA講習会にM2の樋口とM1の柿木が参加しました。私たちの研究室では、太陽ニュートリノの検出を目指す超伝導検出器の読み出しシステムをFPGAを用いて開発していますが、世の中にFPGAに関する情報が少なく、有意義な情報を多く得ることができました。 

インターシップの学生による中間成果発表とGuillaume Patanchon先生が訪問

グルノーブル工科大学からインターンシップとして滞在中の Léo Modartさんと Loaëc Paolさんが、中間成果を発表してくれました。日々コツコツ取り組み、少しずつ形のある成果が見えてきています。今後の展開も楽しみです。
同じ日に Guillaume Patanchon 先生にもお越しいただき、研究について温かいアドバイスとたくさんのヒントをいただきました。ありがとうございました。

LTDにてポスター発表

6/1(日) ~ 6(金)にかけて、米国ニューメキシコ州サンタフェにて開催されたLow Temperature Detectors Conference 2025 (LTD)において、
高久助教がポスター発表を行い、我々の研究内容を紹介するとともに、参加者との活発な議論を行いました。
発表タイトルは “Development of Electron Neutrino Detectors Using MKID and Indium Targets with Micro-Machined Mask” でした。

柿木さんが東大Kavli IPMUを訪問

2025年6月25日から27日にかけて、柿木さん(M1)が助教の高久さんとともに東京大学Kavli IPMUの松村研究室を訪問しました。MKID開発に向けてパルスレーザー加工機を用いたサファイアマスクの試作を行い、研究室の学生らと研究内容について意見交換を行いました。今回の訪問は非常に有意義で、今後の研究推進に大きな刺激を得ることができました。
(自身の研究内容を説明する柿木さん。)