Jeschke・大槻研究室

研究室概要

我々の研究室では、固体電子論や計算物質科学の最先端の問題に取り組んでいます。物質のミクロな構造と現実に起こっているマクロな物性を結びつける理論構築とその応用がテーマです。それら理論を用いて、磁性や超伝導などの有用な物性を理解すること、また、有用な物性を発現する未知の物質を提案し、発見することが目標です。この目標のために、より現実的かつ高精度に物性を記述できる理論手法を開発すること、また、計算物質科学の可能性を広げる計算手法の開発に取り組んでいます。

研究ハイライト

2021.5.18

アタカマイトの磁化過程：弱結合ノコギリ状鎖の場合
2021.5.27

動的平均場理論による多体量子計算を行うオープンソースソフトウェア
2021.9.9

磁場により制御可能なカイラル磁性体のトロイダルモーメント
2021.9.22

K₂Ni₂(SO₄)³の2つの結合したトリリウム格子における磁場誘起量子スピン液体
2022.1.20

歪んだカゴメ格子反強磁性体の磁気相図とカペラサイト化合物への応用

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お知らせ

2024.10.1

修士課程1年にヴァルンさんが加わりました。
2024.9.23

「アシンメトリ量子若手秋の学校」に沼さん（D1）が参加しました。
2024.9.19

日本物理学会第79年次大会で桐越さん、沼さん（D1）、松田さん（Ｍ1）が発表しました。（2024年9月16日～19日）
2024.5.31

「アシンメトリ量子令和6年度領域全体会議・公募研究キックオフ会議」で桐越さん、沼さん(D1)、松田さん（M1）が発表しました。（2024年5月29日～31日）
2024.4.1

新4年生（山崎裕貴君、吉田広和君、盧邦康君）が加わりました。
2024.3.25

柴田君が修士課程を修了しました。天日君、ソン君、内田君、松田さんが卒業しました。
2023.9.20

日本物理学会2023年年次大会で柴田君（M2）が発表しました。（2023年9月16日～19日）
2023.4.1

新4年生（Song Honggeunさん、内田遥季君、松田愛理さん）が加わりました。
2023.3.24

清水君、Xuさんが博士課程を修了しました。
2023.3.15

「計算物理春の学校 2023」でXuさん(D3)、柴田君（M1）が発表しました。（2023年3月13日～15日）
2022.9.16

日本物理学会2022年秋季大会で清水君(D3)、Xuさん(D3)、柴田君（M1）が発表しました。（2022年9月12日～15日）
2022.8.25

29th International Conference on Low Temperature Physic（LT29）で清水君（D3）、Xuさん（D3）が発表しました。(2022年8月18日～24日)
2022.4.1

新4年生（天日崇博君、花平怜生君）が加わりました。
2022.3.25

柴田君、所司君が卒業しました。
2022.1.18

日本物理学会第77回年次大会でXuさん(D3)、清水君(D2)が発表します（2022年3月15日～19日）
2021.9.9

研究業績：Field-tunable toroidal moment in a chiral-lattice magnetがNature Communications誌で出版されました
2021.9.9

2021年9月20日～23日日本物理学会秋季大会（オンライン開催）で清水君(D2)、Xuさん(D2)が発表します。
2021.5.27

研究業績：DCore: Integrated DMFT software for correlated electronsがSciPost Physics誌で出版されました。
2021.5.18

研究業績：Magnetization Process of Atacamite: A Case of Weakly Coupled S=1/2 Sawtooth ChainsがPhysical Review Letters誌で出版されました。
2021.5.1

異分野基礎科学研究所の新棟に引っ越しました！
2021.4.1

新4年生（柴田康平君、所司歩夢君）が加わりました。