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平成26年度(2014年度)第11回物理教室談話会

題目 重力波検出実験の現状と相補的観測で探る高エネルギー天体現象
講師 神田展行 先生
(大阪市立大学)
日時 平成26年12月2日 16:30~
場所 コラボレーション棟3Fコラボレーション室
概要  重力波は一般相対性理論が予言する時空の歪みの波であり、ブラックホールや超新星爆発といった天体現象や宇宙初期インフレーション等から発生すると予想されています。 重力波の直接検出を目指して、km級基線長のレーザー干渉計計画が進んでいます。日本では現在、KAGRA検出器が岐阜県神岡鉱山に建設中です。KAGRA実験の建設状況の紹介や国外の状況などについて、検出原理とともにお話しします。  また、重力波を発する天体は、高密度、強重力場の天体であり、必然的に高エネルギー天体です。各種電磁放射やニュートリノなどの源としても期待されています。重力波の観測と相補的な観測で、どのようにして高エネルギー天体現象へ挑むか、何が判るかの典型的な例をいくつか紹介いたします。
世話人 小汐 由介(内線:7817)