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講演会のお知らせ  (1/13:石井賢司 氏 (量子科学技術研究開発機構(QST),物理学科客員教授))

講演題目:共鳴非弾性X線散乱の進展と銅酸化物超伝導体への応用
講師:石井賢司 氏 (量子科学技術研究開発機構(QST),物理学科客員教授)
日時:1月13日(木)16:20
場所:オンライン
概要:
 放射光を利用した共鳴非弾性X線散乱(RIXS)は、ここ十数年の間にエネルギー分解能が大きく向上し、運動量分解能を持った電子励起の観測手法として著しい発展を遂げてきた。強相関遷移金属酸化物はRIXSを用いた主たる研究対象の一つとなっている。中でも銅酸化物は、(1)相互作用のエネルギースケールが大きく、現在のRIXSの分解能でも分散を示す電荷・スピン励起が観測可能であること、(2)フェルミエネルギー近くの電子状態が少数の軌道で記述でき、比較的単純なモデルで電子相関の効果を議論できること、などの利点から、RIXSを用いて強相関電子のダイナミクスを調べる上で最適な物質といえる。
講演では、複数の吸収端を組み合わせて行った銅酸化物超伝導体のスピン・電荷励起について紹介したい。

世話人 池田 直(内線7810)