ご挨拶

量子宇宙研究センターは、ミクロの素粒子とマクロの宇宙を結びつけ、統合する基本原理を理論的、実験的に追求することを目的として、平成17年8月に岡山大学理学部附属研究センターとして設置されました。現在、素粒子研究部門、宇宙研究部門、量子物理研究部門の3部門があります。

21世紀を迎えて、自然法則の奥義を窮める探求は、クォーク・レプトン等の量子の世界と宇宙との深い関連を明らかにすることを求められています。岡山大学理学部附属量子宇宙研究センターは、このような新たなパラダイム構築にむけて、実質的な進歩に寄与したい、これに向けて決定的な一歩となりえる研究事業を推進したいという、岡山大学研究者の熱い思いを実現すべく設立されました。

3部門に共通する研究目標は、素粒子の標準理論を超える新しい物理法則の解明、宇宙をめぐる謎、特に、物質・反物質不均衡の起源の解明、にあります。近年大いに発展、進化を遂げている量子物理の手法と成果を用いて、研究目標の鍵であるニュートリノの性質(マヨラナ型かディラック型か)と質量・混合角の測定、宇宙起源ニュートリノの検証、などを当面する重要課題ととらえ、各部門間の連携した研究計画と手法でもってこれらの解明を目指しします。通常の研究活動等は、各部門へのリンクをご参照ください。

量子宇宙研究分野の創成となると、近隣関連分野や他分野との密接な共同研究やコミュニケーションが必要となります。また、関連する理論研究も深く関わります。 当センターは、世界の関連研究分野研究者とのつながりを大事にして、世界の研究推進に寄与したい所存です。

今後とも皆様の研究活動へのご批判、ご鞭撻をお願いする次第です。

量子宇宙研究センター