平成18年度 第1回
物理教室談話会


題目 質量の起源と世代の理解をめざして
講師 東北大学 大学院 理学研究科 日笠健一教授
日時
平成18年5月25日(木)16:00-
場所 コラボレーションセンター 3階 コラボレーション室
岡山大学津島キャン パス内
要旨
 
素粒子の強・弱・電磁相互作用の3つはいわゆる標準理論によって統一的に理解することが可能になったが, いまだに多くの謎が残されている。素粒子の質量がどこから来るのか,素粒子の3世代の間の特徴的な関係, ニュートリノの質量などの理解はまだこれからである。 3つの相互作用以外の新しい物理を必要とする事実は素粒子・宇宙の両面から出てきている。 素粒子物理学の今後十年を考えてみたい。
世話人 理学部物理学科 田中 礼三郎 (内線7805)



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