平成17年度 第8回
物理教室談話会


題目 「中世の宇宙論」ASTRONOMY IN THE MIDDLE-AGES
講師 Prof. Emmanuel Paschos
Dortmund大学 物理学 教授(岡山大学国際交流基金 客員)
日時
平成17年10月4日(火)16:00〜17:00
場所 コラボレーションセンター 3階 コラボレーション室
岡山大学津島キャン パス内
要旨
 
1000年以上の長い間、プトレマイオスの天文学書Almagestが 宇宙論の標準の教科書であった。1200年頃、ペルシャやアラブの学者は 観測が理論と異なることに気付いた。ビザンチウムの短い本に当時の宇宙論が 記述されており、これらの結果が西欧に伝えられたと書かれている。 このセミナーでは、中世の惑星理論を説明し、それとコペルニクスやニュートン の仕事と比較する。多くの場合、その理論は大変正確であり、使われた方法 も現代の解析としても適切であった。
From "The Schemata of the Stars: Byzantine Astronomy from A.D.1300 " World Scientific Publishing Co. (1999/05)
世話人 理学部物理学科 作田 誠(内線7822)



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