平成13年度 
物理教室談話会


題目 13.9 nm 軟X線レーザーによる
強誘電体BaTiO3瞬間speckleの測定
講師 Dr.Tai(関西原研光量子科学研究センター),
並河一道氏(東京学芸大学
日時 12 月 21 日(金)16:00 -
場所 コラボレーションセンター4階 共同研究室
岡山大学津島キャンパス内
要旨  コヒーレントな軟X線レーザー(13.9 nm)を用いて、BaTiO3強誘電体結晶ドメイン構造により散乱されたスペックルパターンを観測した。サンプルの複素数透過相関関数を用いて実験データの評価を行い、それよりドメインの統計平均サイズは約13mm、標準偏差7mmであると評価された。X線レーザーの短いパルス幅(約数ps)を用いると、瞬間的な空間相関に関する情報を得ることができ、これは現在の放射光を使っては不可能である。
 
世話人 理学部物理学科 澤田昭勝   (TEL: 086-251-7830)



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